Fessのスクリプト言語対応

次のマイナーバージョンアップで対応しようかとも思いましたが、13.12.1に入れる予定にしました。今まで、データストアクロールのスクリプトの設定とか、あちこちでGroovyで処理を設定できるようにしていたのですが、Groovy以外の言語を使えるように拡張しました。Fess 9系まではOGNLを使っていて、Fess 10からはGroovyに切り替えてました。そのうち、いろいろな言語でできるようにしようかなとは思っていたのですが、何もせずに時間が経ってしまいました…。

で、今回、Groovyが想定以上に遅い場合があることがわかり、データストアクロール等の場合に影響が出るケースもあるため、スクリプト言語をプラグイン化して、差し替えて利用可能な状態にしました。直近では、GroovyOGNLを対応する予定です。その他の言語を追加したい場合は、Exampleをみて実装すれば追加することができると思います。

直近では、新たな言語を追加する予定はないですが、必要に応じて利用していただければと思います。

Fess 13.11.2のリリース

Fess 13.11.2をリリースしました。13.11系のリリースをする予定はなかったのですが、13.11でdataformatプラグインを取り除いたら、バックアップ用のバルクファイルを出力する際にインデックス名が間違っていて、バルクファイルが正しくないという問題があり、リリースした感じです。それ以外は特に変更はないです。

Fess 13.12のリリース

Fess 13.12をリリースしました。

今回は依存関係の更新をメインに実施しました。順に見ていくと、

まず、依存関係更新まわりを見ていくと、ここにも書いたけど、JAFの依存関係が混沌としているので、整理しました。あとは、minioを更新していなかったので、最新化しました。その他にもTikaとか、細々とバージョンを上げたけど、細かいので省略。

データストアのパラメータ設定で、環境変数から渡す方法がほしいということで、追加しました。フォーラムで言われた話なのだけど、Kubernetes時代を考えると、その要望はわかる気がするので…。(でも、あまり動作確認してないので、問題があれば追加で修正すると思います…)

これまた、フォーラムでpruned tagの設定で、ハイフンが指定できない、という感じだったので、修正しました。

あとは、SonarCloudで指摘されるような内容を修正した感じです。

という感じで、特に目新しい改善はないですが、何かあれば、フォーラムとかに投げてください。