FessのDockerイメージの整理

現状は、eclipse-temurin:21-jre-jammyをベースにDockerイメージを作ってましたが、Fess 15.1からベースイメージを整理して、以下のような感じにする予定です。

  • ghcr.io/codelibs/fess:15.1.0
  • ghcr.io/codelibs/fess:15.1.0-noble
  • ghcr.io/codelibs/fess:15.1.0-al2023

15.1.0タグは、alpineベースにして、イメージサイズを減らすようにします。イメージサイズを減らすので、サムネイル生成に必要なコマンドも入っていません。一方、15.1.0-nobleはMS OfficeやPDFなどのサムネイル生成に必要なコマンドを含めてあります。15.1.0-al2023はunoconvがパッケージでは入らなかったので、MS Officeのサムネイルは作れないです。

という感じの整理で、様子を見ながらやっていこと思います。

Fess 14.19.2のリリース

Fess 14.19.2をリリースしました。

今回は、GitHub Security Advisoriesに一時ファイルの権限を指定した方が良いというのが登録されたので、その対応をしました。Fessを共用環境とかで運用することはほぼないと思うので、lowで処理しましたが、該当するような利用をしている場合は更新してください。

FessCTL

Fessの管理APIをコマンドとかで、気軽に使いたい場合があると思います(そもそも管理APIを使おうとしたときにどんな感じだったかも忘れがちだったりもするし…)。Fessをコマンドで操作するFessCTLを作り始めました。

fessctlコマンドを利用すると、クロール設定を作ったり、クロールを開始したりができるようになります。fessctl –helpで現在利用可能なコマンドがわかります。地道に管理APIを網羅できるようにしていきたいところではあります。興味があれば、ご利用ください。