Fess 13.4.3

Fess 13.4.3をリリースしました。細々とした修正をいろいろと入れた感じ。

  • CsvListDataStoreが使えなくなっていた
  • Elasticsearchとの通信のデフォルトをgzipにした
  • *.min.cssをさらにminifyしたことで、calc関数がエラーになってた
  • ExecJobにtimeoutを追加して、一定時間で強制終了可能にした

とかで、その他はcodesearch向けの修正をしたくらいだろうか。

gzipにしたから、それなりのクラスタだとクロールが速くなるのではないかな、という気もする。

今日のcodesearch

今日のcodesearchの更新は、codesearch側には大した変更はないのだが、Fess側に改善系の修正が入れたのでいくつか修正点がある。

内部的なところの話だが、FessとElasticsearchの通信にはcurl4jを使っているのだけど、これが今までgzipしてなかったので、デフォルトで利用されるように変更してみた。

あとは、Fessのビルドでbootstrap.min.cssをminifyしてしまっていたのだけど、これをしたことにより、CSSのcalc(a + b)みたいな関数がcalc(a+b)になってしまい、演算子の周辺にスペースがないからブラウザに認識されない状態になってしまっていた…。なので、数ピクセルズレる箇所があったりと…。

という感じで、codesearchというよりは普通にFessの改善系の話でした。

今日のcodesearch

ソースコード検索のcodesearch.codelibs.orgですが、ちょっとずつ更新はしてきているけど、今日はファセット表示まわりを変更してみた。ファイルの種類のところがクエリーファセットだったので、数が多い順とかの表示ができなかったので、フィールドファセットに変更することで、多い順に表示されるようになった。

検索結果の方でも利用しているファセットが一通り表示されるようにしたり、細かいところだが、githubのorganizationのアイコンも表示されるようにしたりしてみた。

JSP上で、fess_label.propertiesに登録されていたら、そのメッセージを使ってなければデフォルト文字列を表示するというのをできるようにするため、Fess側にはfe:message(key, default)的なものを追加してみた。

課題にいろいろと対応してきているけど、大きめな課題としては、ファイルの種類の判定がおかしいものを調査していく感じだろうか。一度、再クロールすれば、そこそこ解決される可能性もあるが、Tikaの判定ロジックの怪しさが残る部分はある気もする…。

ファイルの種類判定問題は、地道にみていくとして、そろそろ本題の検索としての付加価値を付ける、というところに取り組んでいかねばならない。今考えている一つのネタとしては、意味での検索を実現する、というところかなと。