Fess 13.7.1をリリースしました。新しい機能としてはfess-ingestプラグインです。Ingesterを実装することで、インデックスされる前のデータを加工したり、ファイルに保存したりと、処理を差し込むことができます。サンプル的な実装はfess-ingest-loggerを参照してください。
他の変更点は細かなバグ修正をしたことと、elasticsearch 7.7.1に対応したことくらいでしょうか。そんな感じではありますが、利用してみてください。
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Fess 13.7.1をリリースしました。新しい機能としてはfess-ingestプラグインです。Ingesterを実装することで、インデックスされる前のデータを加工したり、ファイルに保存したりと、処理を差し込むことができます。サンプル的な実装はfess-ingest-loggerを参照してください。
他の変更点は細かなバグ修正をしたことと、elasticsearch 7.7.1に対応したことくらいでしょうか。そんな感じではありますが、利用してみてください。
クロールしている内容をインデクスする前にファイルに保存したり、書き換えたりとかしたくなったので、Fess Ingest機能を追加しました(名前はElasticsearchのIngest Nodeっぽくしたけど、機能的には関連性はありません…)。
とりあえず、サンプル的にログに内容を出力するシンプルなfess-ingest-loggerを作りました。必要なものはsrc/main以下にあるファイルくらいなので、説明するまでもない量ですね。クロールについては、Web/ファイルシステムとデータストアは仕組みが異なるため、それぞれのprocessメッソドを実装する必要があります。
あとは、mvn packageとかすれば、target以下にjarファイルができるので、それをFessのプラグイン画面からアップロードすると、fess-ingestとして認識されて、あとはクロール時に読み込まれて使われます。
という感じで、次のリリースにこれが入ります。
Fione 13.7.0をリリースしました。他にもまだ実装したかったものもあるのですが、h2o-3が次のバージョンがリリースされてしまっていたり、定期リリースは必要かなと思ったり、とかでリリースした感じです。今回のリリースではPythonモジュールがいろいろと追加したので、画面上からデータフレームの操作がいろいろとできるようになりました。あとはテキストをトークナイズすることもできるようになり、Word2Vecも実行することができるようになっています。任意のPythonを追加できるようになったので、helloworld.templateを参考に.pyファイルを作成して、システムからモジュールのアップロード実行することで追加されます(Fione>AutoMLでメニューに表示されるようになる)。
という感じで、今回はPythonモジュールを増やしましたが、もっと増やしていきたいとは考えています。まだドキュメントがないけど、興味がある方は作ってみてもらえると嬉しいです。次のリリースでは、実行したモジュール群を繋げてパイプライン実行できるようなバッチをダウンロードできるような機能を提供したいと考えています。これがあれば、Fioneでポチポチと画面で実行した内容をバッチ処理化できるようになるので、別なシステムに組み込んだりがしやすくなるかと考えています。