Fess 13.8.1をリリースしました。13.7.2もリリースしてあります。依存関係の更新も少々しましたが、JAVA_OPTSを参照するのをやめた修正のせいで、Windowsでfess.batから起動できなくなっていたようなので、それに対する修正になります。たぶん、以前からあった問題だったと思うのですが、特定の条件でしか発生しなかったので、発覚しなかったのだと思います。そして、私はWindowsユーザーではないし、Windowsでfess.batで起動するパターンは商用で提供することはないので、気づかなかったという感じ…。Fessはテストケースが多いから商用で使わない部分までのテスト工数をまわすのも難しいところ。この手のは自動化したいところだけど、Windowsだとうまくできる方法があるのかが不明である。という感じで、今回はバグ修正的なリリースでした。
カテゴリー: CodeLibs
Fess 13.8のリリース
Fess 13.8をリリースしました。今回は特に新しい機能とかはなくて、elasticsearch 7.8に対応したという感じです。その他には、依存しているライブラリの更新くらいです。そんな感じではありますが、ご利用くださいませ。
fess-ingest-ndjsonを作る
fess-ingest-ndjsonを作ってみました。これは、elasticsearchに送っている内容を指定されたファイルに保存していく感じです。なので、クロールしている内容を別途保存しておきたいときとかに利用できるかなと。保存しておくことで、Pythonで読み込んで別の処理に使うとかもできるかと。
インストールしたあとはsystem.propertiesファイルに出力先とかを記述する必要があります。たとえば、
ingest.ndjson.path=/tmp ingest.ndjson.max.lines=10000 ingest.ndjson.prefix=fess-
みたいに書いておけば、fess-*.ndjsonファイルができて、10000件ずつ保存されていきます。1クロール処理で切り替わるので、10000件に満たなければ、次には新しいファイルになります。あとは、titleとcontentだけを保存するのであれば、
ingest.ndjson.filter.keys=title,content
とすれば、それだけが出力されます。
という感じで、別な何かをしたいときとかに利用するものを生成するとかに使えるかなと思います。(というか、Pythonで読み込んで使おうかなと自分で思っていたから作った感じですけど・・・)