FessでSlackへの通知

現在のFessでは、クロール完了やElasticsearchの状態検知の通知はメールでしかおこなえないけど、最近だとメールサーバを用意したりするのも面倒だったりするので、メール以外の手段として、Slackへの通知機能を追加しました。

13.6では管理画面からは編集できないので、system.propertiesに

slack.webhook.urls=https\://hooks.slack.com/services/...

という感じで指定する感じ。SlackのIncoming Webhookの作り方はここなどを参照してください。文面的なのを個別に用意するのも、ちょっと手間なので、現状のメールの仕組みを使って、送信しています。

NotificationHelperで実装しているので、興味があれば別の送信先とか追加してプルリクでも送っていただければと。

Fess 13.6.3のリリース

Fess 13.6.3をリリースしました。今回の主な修正はActive Directory使用時にネストしたグループが大量にあるとログインに時間がかかる問題の修正とCPU使用量の調整機能あたりでしょうか。ほかには、コードのリファクタリングをしたり、細々とした修正は入っていると思います。何かあれば、フォーラムに投げてもらえればと思います。

FessのCPU負荷調整

クロールとか、サジェスト生成とか、CPUを使う処理がいろいろとありますが、CPUを使いすぎないようにするためのオプションをfess_config.propertiesに追加しました。

adaptive.load.control=0

は0だと、今までどおり、気にせず、CPUを使いますが、30とかにすれば、30%のCPUが使われている状態であれば1秒間隔でチェックして、下回るまで処理を停止します。これによって、CPUを使いすぎるのを抑制できるかと考えています。この止まる対象はクロール、サムネイル生成、サジェスト生成なので、通常の検索画面の処理は対象ではありません。なので、そもそも検索画面での負荷が高い場合は検索が優先される感じになります。