Fess 14.1では、fess-urls.logというログファイルを追加する予定です。今まで、1つのクロールでどれくらいの時間がかかっているか?がちょっとわかりにくいというのがあったのですが、1つのクロールでどこでどれくらい時間がかかるのか?がわかるようにfess-urls.logに出力するようになります。内容はLTSV形式で出力されます。少なくても、ウェブとファイルシステムのクロールは、出力される予定ですが、データストアクロールは仕組みが異なるので、データストアはそれぞれの実装によることになるので、順番に実装していく予定です。という感じで、クロールのチューニングがしやすくなるかなと考えています。
カテゴリー: Fess
Compose V2への置き換え
Fessでは、docker-composeコマンドによる方法で提供していましたが、世の中的にはcompose-spec.ioの仕様に従ったCompose V2を利用したほうが良さそうな感じなので、docker-fessの手順を更新しました。これにより、WindowsやMacでもDocker Desktopを入れておけば、docker composeコマンドで実行できるようになるはず。CodeLibsで提供しているものもCompose V2に移行していこうと考えています。
Fess 14.0.1のリリース
Fess 14.0.1をリリースしました。メンテナンスリリースです。主な修正内容は以下の感じです。
#2636はJSPの一時ファイルの出力が/var/tmpになっていたのを/var/lib/fessに変更しました。1ヶ月全くアクセスされないような状況からアクセスされると、JSPの一時ファイルが消されてしまう場合があるので、意図しない削除が発生しないように出力先を変更しました。
#2635はメンテナンスページでボタンのラベルが.crawlerインデックスとなっていたので、ラベルの文言を正しくしました。
#2633はテキストファイルをクロールすると、Tikaが返す不要な文字列までインデックスされてしまっていたので、不要な文字列がインデックスされないようにしました。
#2632はメンテナンスページでログのダウンロードをしたときに、古いエイリアスを参照していたので、修正しました。
#2630はリクエストヘッダーの情報も検索ログに含められるようにしました。
#2629は$がハイライト文字としてあるとエラーになるので、修正しました。
今回は細々とした修正を入れた感じではありますが、何かあれば、フォーラムをご利用ください。