ページの要素

ページの要素

Jetspeed2 によるポートレットの配備、Jetspeed2 自体のカスタマイズ方法を説明していく前に、「インストールと実行」で表示した画面について説明していきます。この辺の話については、JSR 168 の PLT.4 あたりでふれられています。

ポータルページの要素

まず、Jetspeed2 を起動したときの画面を見てみましょう。

画像:ポータルページの要素

上の画像でこのページ全体はポータルページと呼ばれます。次に、(1) は企業のロゴや広告など表示するページのヘッダーを表示します。(2) はポータルページへのリンクがタブで表示されます。Jetspeed2 では、各ページを PSML ファイルで管理されており、同じ階層にある PSML ファイルが表示されています。(3) は異なるディレクトリ階層にある PSML へのリンクを「フォルダ&ページ」、外部へのリンクが「追加リンク」として表示されます。「フォルダ&ページ」は、PSML ファイル群があるディレクトリへのリンクになります。「追加リンク」は、そのディレクトリにある、.link ファイルが表示されます。(4) はポートレットが表示されるエリアです。この図では、レイアウトポートレットにより2列でポートレットを表示しています。(5) はページのフッターです。

ここで、Jetspeed2 は、(1), (2), (3), (5) について、レイアウトデコレータという単位で管理しています。このデコレータをカスタマイズすることで、独自のレイアウトを作成することができます。Jetspeed2 では、http://style.tigris.org/ より提供されるスタイルシートを元に作成された tigris レイアウトデコレータをデフォルトで使用しています(補足1)。

補足1
私が移植作業を担当しました :)
ポートレットウィンドウ
次にポートレットのコンテンツが表示される部分である、ポートレットウィンドウを見てみましょう。

画像:ポートレットウィンドウ

上の画像をは、Jetspeed2 上に表示されるペットストアのデモのポートレットです。(1) の部分には、ポートレットのタイトルや、コントロール(つまり、ボタンです。たとえば、最小化ボタン、最大化ボタン、編集モードに切り替えるボタンなどなどです)が表示されます。(2) は、ポートレットフラグメントと呼ばれ、ポートレットのコンテンツが表示されます。この部分は、各ポートレットのレンダリング処理に任されます。 Jetspeed2 では、(1) の部分について、カスタマイズ可能です。Jetspeed2 では、(1) の部分をポートレットデコレータという単位で管理していて、各ポートレットに自由にPSML内で指定することができます。Jetspeed2 では、tigrisポートレットデコレータを利用しています。(補足2)

ポートレットデコレータは、ポートレットのコンテンツ自体のスタイルシートの設定も含んでいます。ポートレットのスタイルシートについては、JSR 168 の PLT.C に定義されています。つまり、ポートレットを作るときにこのスタイルシートの定義を正しく適用していれば、様々なポータルサーバーでポートレットを提供したときに、そのポータルサーバーのポートレットのレイアウトやデコレータで適切に表示を可能にします。ですので、ポートレットを作る際には、できる限り、この仕様に準拠するように作成しましょう。PLT.C の定義については、OASIS Web Services for Remote Portlets で定義されているものとほぼ同じです(OASIS の方が少し定義が多いです)補足3。

補足2
これまた、私が担当しました ;)
補足3
個人的には、PLT.C の定義では、ユーザーの環境によっては、すべてをカバーできるとは思っていません。ですので、PLT.C をベースにして、それに付け足すような感じで作成するのが良いのではないでしょうか。
カテゴリー: Jetspeed パーマリンク

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