Fess 13.9.2をリリースしました。今回は、elasticsearchのバージョンは前回のリリースからは変わらず、商用利用で必要な細々とした修正になります。ウェブアプリ側へのプラグインの指定がしやすくなったり、データストアクロールでファイルリストのクロールでディレクトリの指定ができるようになったり、くらいかも。elasticsearchもそろそろリリースされそうな気もするので、リリースされたら、それに合わせてリリースすると思います。
Googleのautocompleteの話
How Google autocomplete predictions are generatedに概要的な話が書いてあったので、その概要をまとめると
- 検索している言語や場所によって内容を変える
- 文書になっているような長いクエリーは一部だけから生成する
- 最近の話題などのフレッシュネスが考慮する
- クエリーのトピックを考慮する(旅行といっても場所によって目的とか異なるとか)
- 不適切なワードは自動でチェックする
- 人名の誹謗中傷を防ぐ
という感じだろうか。
Fessでも対応できている部分もあれば、不適切ワードの自動除外とか、対応できていない部分もあるなと…。Fessだと、ワードを並べただけのような複数語のサジェストワード生成などの対応を考慮したりしているのだけど、その辺がどうしているのかとかは書いていなかったので、どうしているのかなと気になったままである…。
Dockerイメージをghcr.ioに移行
DockerHubに上げてあるDockerイメージもいつ消えてしまうかわからないので、codelibsで置いておいたものをghcr.ioに移行しました。結構な量があったので、ちょっとずつ移行したら2週間近くかかってしまったのと、ランダムな感じで移行していったので、タグの順番がランダムになってしまってます…。まぁ、今後、リリースしていけば最新のもの順になっていくと思うので、とりあえず、移行したということで。