CentOS 5.2のアップデート

これに超やられた・・・。サーバーを CentOS 5.1 で yum の自動更新にしておいたのだけど、昨日の朝に突然サーバーが動かなくなったと思ったら、5.2 にガッツリ更新されていた。前に別なマシンで、5.0 から 5.1 に更新されたときも壊れて、そのときは glibc とか入れ直したら直ったのだけど、今回は glibc や kernel とか入れなおしても何ともならない・・・。というわけで、想定外の再インストール。そんで、普及時にFDSの構築にはまり、めちゃくちゃ時間がかかった。うーん、やっぱり、yum の自動更新はしかけるものじゃないな。どうやら、yumのプラグインでセキュリティ更新だけ適用みたいなのがあるようだから、それだけを適用するようにしようかな。というわけで、今日は疲れきってます・・・。

FDS 1.1を使ってみる

今まで、OpenLDAPを使っていたけど、個人的には使いにくいので、FDS に変えてみた。以前に、現在は FDS 1.1 というのがリリースされているみたい。1.0 とインストール方法が少々変わっている。今回試しているのは CentOS 5.1 64bit(5.1 にアップグレードする必要があるみたい)。

# yum install svrcore mozldap perl-Mozilla-LDAP libicu
# yum install ldapjdk
# rpm --import http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/6/i386/os/RPM-GPG-KEY-fedora
# rpm --import http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/extras/RPM-GPG-KEY-Fedora-Extras
# rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/extras/6/x86_64/adminutil-1.1.5-1.fc6.x86_64.rpm
# rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/extras/6/x86_64/jss-4.2.5-1.fc6.x86_64.rpm
# yum install idmcommon dirsrv
# cd /etc/yum.repos.d
# wget http://directory.fedoraproject.org/sources/idmcommon.repo
# wget http://directory.fedoraproject.org/sources/dirsrv.repo
# vi idmcommon.repo
($releaseverを6に置き換える。置き換えないとfedora5を見に行ってしまう)
# vi dirsrv.repo
($releaseverを6に置き換える。置き換えないとfedora5を見に行ってしまう)
# yum install fedora-ds

あとは、java-1.5.0-ibm を入れるようなことが手順に書いてあるのだけど、面倒だから、Sun のやつを使うことにした。

# sh /tmp/jdk-1_5_0_15-linux-amd64-rpm.bin
# /usr/sbin/alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.5.0_15/bin/java 2
# /usr/sbin/alternatives --config java

あとは、

# /usr/sbin/setup-ds-admin.pl

でインストール後のセットアップ。これは 1.0 のセットアップとと同じ感じ。これで完了で、/etc/init.d/dirsrv で起動するから必要なら起動時に立ち上がるようにしておく(1.0のときはこれがなかった)。管理コンソールは

# fedora-idm-console

で立ち上がる。結構、改善されているね。管理コンソールの怪しい動きのUIはjava-1.5.0-ibmを使えば改善されるのかも。