商用ポータル(EIP)など

ポータルやEIP関連で(特にJavaやJSR 168にこだわらずに)調べてみる。価格や特徴など適当になっていたりするので、情報をいただけるとうれしいです~。

Microsoft

製品名: Office SharePoint(TM) Portal Server 2003
価格: 1,030,000円 (1サーバー、5クライアントアクセス付)
(2007版については価格不明)
特徴:ドキュメントやプロセス管理、Office との連携
参考リンク:
http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointserver/default.aspx
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1686

IBM

製品名: WebSphere Portal V6.0
価格:
特徴: SOAのフロントエンド環境など
参考リンク:
http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/products/wsp/

Oracle

製品名: Oracle Application Server Portal
価格: ?
特徴: JSR 168, WSRP など対応
参考リンク:
http://otn.oracle.co.jp/products/ias/portal/index.html
http://www.oracle.co.jp/appserver/portal/

BEA

製品名: BEA WebLogic Portal
価格: ?
特徴: JSR 168, WSRP など対応
参考リンク:
http://www.beasys.co.jp/products/weblogic/portal/

Sun

製品名: Sun Java System Portal Server
価格: ?
特徴: JSR 168, WSRP など対応
参考リンク:
http://jp.sun.com/products/software/javasystem/portalserver/

Redhat

製品名: JBoss Application Platform for Portals
価格: ?
特徴: JSR 168, WSRP など対応
参考リンク:
http://www.redhat.co.jp/jboss/platforms/portals/

富士通

製品名: Interstage Portalworks
価格: 450,000円より
特徴: ポートレット標準技術(JSR168、WSRP)に対応
参考リンク:
http://interstage.fujitsu.com/jp/portalworks/
補足: Fujitsu はその他、SharePointなど複数のポータルを担いでいる

日立

製品名: uCosminexus Portal Framework
価格: 2,625,000円
特徴: Yahooと連携
参考リンク:
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cosminexus/products/lineup/portalframe/index.html
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/cosminexus/products/lineup/portalframe/feature.html

NEC

製品名:  StarOffice21
価格: 250万円~
特徴: 使えるアプリがいろいろある
参考リンク:
http://www.nec.co.jp/gw/index.html

日立情報システムズ

製品名: BizPortal
価格: 182万円
特徴: ?
参考リンク:
http://www.hitachijoho.com/solution/business/bizportal/index.html

ドリーム・アーツ

製品名: INSUITE Enterprise
価格: ?
特徴: アプリをいろいろと持っている
参考リンク:
http://www.insuite.jp/index.html

サイボウズ

製品名: ガルーン 2
価格: ¥600,000/50ユーザー
特徴: 使えるアプリが多い
参考リンク:
http://g.cybozu.co.jp/
http://g.cybozu.co.jp/garoon/product/
http://g.cybozu.co.jp/garoon/product/application/

富士通四国システムズ

製品名: MyWeb Portal Office
価格: 350,000円(150ユーザー)
特徴: グループウェア?
参考リンク:
http://www.myweb-jp.com/products/portaloffice/

NECネクサソリューションズ

製品名: PowerPortal Solution
価格: 35万円
特徴: 既存のシステムと連携ポートレットがある(それに価格がついている)
参考リンク:
http://www.nec-nexs.com/news/press2002/1120.html
http://www.nec-nexs.com/sl/sol/eip_powerportal.html

OSK

製品名: EasyPortal
価格: 980,000円
特徴: グループウェアの基本機能を備えた企業ポータル
参考リンク:
http://www.evalue.jp/pro/ep/default.html

NTTデータ先端技術

製品名: WonderPortlet
価格: 120万円
特徴: ?
参考リンク:
http://www.portlet.jp/

Sybase, Inc.

製品名: Sybase Enterprise Portal
価格: ?
特徴: ?
参考リンク:
http://www.sybase.jp/products/developmentintegration/enterpriseportal.html

ディサークル

製品名: POWER EGG
価格: オープンプライス
特徴: 営業支援や決済機能などのオプションがある
参考リンク:
http://www.d-circle.com/poweregg/index.html

BroadVision

製品名: BroadVision Portal
価格: ?
特徴: JSR 168, WSRP など対応かも
参考リンク:
http://www.broadvision.co.jp/products/bv_portal.html

富士通

製品名: VPOナレッジポータル
価格: ?
特徴: ?
参考リンク:
http://infonavi.infoweb.ne.jp/services/eip/index.html

パナソニックソリューションテクノロジー

製品名: Global Portal
価格: ?
特徴: GlobalFamily(グループウェア)との連携
参考リンク:
http://panasonic.co.jp/pss/pstc/products/portal/index.html

リンコム

製品名: リンコム ネクスト
価格: 1,500,000
特徴: グループウェア的な機能も持つ
参考リンク:
http://www.linkcom.co.jp/next/next_top.cfm

JSR 286 Portlet Specification 2.0 (PLT.11 – PLT.11.1.1.13)

続き・・・

PLT.11 Portlet Requests

リクエストオブジェクトは、processAction、processEvent、serveResource、renderメソッドに渡される。

PLT.11.1 PortletRequest Interface

PortletRequest は、すべてのリクエストインタフェースの共通機能を定義する。

PLT.11.1.1 Request Parameters

以下のメソッドでアクセスする。

  • getParameter
  • getParameterNames
  • getParameterValues
  • getParameterMap

特に目新しいことはないと思う。

PLT.11.1.1.1 Form and Query Parameters

フォームのデータがPOSTで送信される場合、コンテンツタイプがapplication/x-www-form-urlencodedなら、そのデータはポートレットのリクエストパラメータに投入される。リクエストパラメータに投入されてしまったら、リクエストオブジェクトの入力ストリームではアクセスはできない。POSTでのデータがパラメータセットに含まれないときには、ActionRequest/ResourceRequestの入力ストリームでアクセスできる。

GETで送信される場合、フォームのデータは送信されたPortlet URLに付け足され、ポートレットのリクエストパラメータとしてアクセスできる。(うーん、何か表現が曖昧な気が・・・)

いくつかのポータル実装では、内部状態をURLクエリー文字列の一部としてエンコードしてないかもしれない。なので、GETによるフォームをサポートしてないかもしれないので注意されたし。(JSR 168 のときも J2 ではオプションを指定しないと、GETが取れない気がする)

ポートレットURLが必要とするURLを生成するECMAスクリプトかもしれないから、ポートレットがクライアントで単純にクエリーパラメータを追加するなと言っている。

今日はここまで・・・(進んでない)。

JSR 286 Portlet Specification 2.0 (PLT.9.4 – PLT.10.4.3)

続き・・・

PLT.9.4 Custom Window States

カスタムウィンドウ状態の例は以下のようにdescription、window-stateになった。

<portlet-app>
...
<custom-window-state>
<description>Occupies 50% of the portal page</description>
<window-state>half_page</window-state>
</custom-window-state>
...
</portlet-app>

PLT.9.5 Defining Window State Support

ポータルは事前定義のNORMAL, MAXIMIZED, MINIMIZED をサポートする。宣言されていないカスタムウィンドウ状態は呼び出さない。配備記述子では以下のように定義される。

<supports>
<mime-type>text/html</mime-type>
<portlet-mode>edit</portlet-mode>
<portlet-mode>help</portlet-mode>
<window-state>half-page</window-state>
...
</supports>
<supports>
<mime-type>text/vnd.wap.wml</mime-type>
<portlet-mode>help</portlet-mode>
...
</supports>

以上の例では、HTMLについては、事前定義のウィンドウ状態に加えて、HALF-PAGEウィンドウ状態をサポートすることになる。WMLは、事前定義のウィンドウ状態のみのサポートになる。

ポータルがサポートしていないウィンドウ状態については、無視か、マッピングしない。

PLT.10 Portlet Context

PortletContextはポートレットの実行でのポートレットアプリケーションのポートレットの表示を定義している。PortletContextを利用すると、ログ、リソースや実行時のオプションにアクセスできたり、他のポートレットやサーブレットでアクセスできる属性を入れることができる。実行時のオプションというのが新しい点だろうか。

PLT.10.4 Portlet Container Runtime Options

ポートレットは、ポートレットアプリケーションレベルまたはポートレットレベルで追加の実行時オプションを定義できる。ポートレットアプリケーションレベルのオプションはすべてのポートレットに適用され、ポートレットレベルのオプションは固有のポートレットに適用され、ポートレットアプリケーションレベルのオプションを上書きする。

実行しているポートレットのPortletContextのgetContainerRuntimeOptionsメソッドを通して、コンテナ実行時オプションを取得する。このメソッドは、Mapを返してくる。portlet.xmlに設定されていなければ、空のMapになる。

PLT.10.4.1 Runtime Option javax.portlet.escapeXml

1.0のときは、URLのXMLエスケープについては、定義されていなかった。なので、XMLエスケープされているURLを想定しなくてもよかった。2.0では、それらを動かすには、javax.portlet.escapeXml実行時オプションが必要。定義は以下のような感じ。

<portlet>
…
<container-runtime-option>
 <name>javax.portlet.escapeXml</name>
  <value>false</value>
</container-runtime-option>
</portlet>

PLT.10.4.2 Runtime Option javax.portlet.renderHeaders

renderフェーズでヘッダーを書く必要があるポートレットは、この実行時オプションを利用する。デフォルトは、false。詳細はPLT11.1.1.3.3。例、

<portlet>
…
<container-runtime-option>
<name>javax.portlet.renderHeaders</name>
<value>true</value>
</container-runtime-option>
</portlet>

PLT.10.4.3 Runtime Option javax.portlet.includedPortletSessionScope

JSP内のセッション変数はアプリケーションスコープのポートレットセッションにマップされるけど、それが調整可能になるみたい。そのためにこの実行時オプションを利用する。

<portlet>
…
<container-runtime-option>
<name>javax.portlet.includedJSPPortletSessionScope</name>
<value>PORTLET_SCOPE</value>
</container-runtime-option>
</portlet>

ポートレット開発者は、すべてのポートレットコンテナが以上の機能を提供できるというわけではないことに注意されたし。これに依存すると、実行時にポートレットコンテナで制限となるかも。

今日はここまで・・・