Fess 13.6.4をリリースしました。大きい変更はないですが、メール以外の通知手段として、Slackなどへの通知に対応したり、Fioneで使うときに不便なインターフェースを修正したりとかになります。あと、elasticsearch 7.7がリリースされたので、13.7系の準備を始める前に、13.6系をリリースしたというのもあります。という感じではありますが、どうぞ、ご利用ください。
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FioneでPython連携
Fioneでh2o-3との連携にはREST APIを使っていたのだけど、データフレーム操作の細かいことをやろうとすると、謎が多いRapidsのエンドポイントを使う必要があり、データフレームの加工が厳しい状態だった。ということで、FioneからPythonを実行して、Python経由でh2o-3連携をすることにした。(基本的な操作は引き続きREST APIを使う予定) 汎用定期にしておきたいなー、と思い、ここにあるような感じで、Pythonファイルを置くことで、Fione(Java)からPythonコマンドを実行する。必要なパラメータ等はFioneがiniファイルを作成して、設定を渡すので、それに合わせて処理すればOK。一応、Fioneの画面上から実行したいので、画面上の入力項目はそのpyファイルを引数なしで実行してprint_module()のようなJSONを出力することで、Fioneの画面に入力欄が表示され、それがiniファイルとしてPythonの実行時に渡される感じ。なので、入力項目を含めてpyファイルに書いておけば、Fioneの画面上に表示されるので、Pythonファイルで任意の機能が追加できるようになる。
という感じで、拡張性が格段にました感じですが、今までFioneを本番環境での運用にどのように組み込んで利用すればよいか、という悩みがあったのですが、Python連携ができるようになったことで、本番環境のバッチ的なフローに関しては、このpythonファイルとiniファイルを取得できればh2o-3と直接やりとりができるので、問題が解決できる感じです。なので、Fioneで画面上でポチポチやって分析・開発して、運用環境へはpyとiniファイルを引き渡すことで、スムーズに一連の流れを進めることができるようになるはず。
もう少し手直ししたら、リリースしよう…。
FessでHangouts Chatに通知
Slackへの通知機能をこの前加えたけど、同じノリでHangouts Chatへの通知も追加してみた。system.propertiesに
google.chat.webhook.urls=https://chat.googleapis.com/v1/spaces/...
でwebhookを指定すれば良い。Hangouts Chat上でのWebHook URLの発行の仕方はこことか参照すればよい。