Fess 13.8.2をリリースしました。今回の主な機能追加はSAML認証に対応したことになります。これで様々な環境でシングルサインオンが利用できるようになったと思います。それ以外だと、細かいですが、standard_analyzerにasciifoldingを追加したので、äとかがaに変換されるようになります。という感じですが、何かあれば、フォーラムに投げてください。
投稿者: shinsuke
bazeliskを使う
bazelでビルドしようとしたときに、ビルドしようとしているプロジェクトによってはbazelのバージョンに依存して、エラーになったりとかしてハマるケースが多い…。そうすると、bazelの複数のバージョンを自前で管理したりとかは面倒くさすぎる。そのようなときには、bazeliskを使えば良いっぽい。
bazeliskはGoで書かれたBazelのラッパーで、環境変数や設定ファイルで指定されたbazelを利用することができる。インストールはGoが利用できる環境で
$ go get github.com/bazelbuild/bazelisk
とすればよい。あとは、bazelとして、パスが通っているところにシンボリックリンクなどを貼っておけばよい。
$ ln -s which bazelisk ~/bin/bazel
利用する際は、ビルドしたいプロジェクトに.bazelversionとか置いてあれば、そのバージョンでビルドしてくれるようになるが、なければ、.bazelversionファイルにbazelのバージョンを書いて置いておけば、あとは普通にbazelコマンドでビルドできる。
という感じで、たまにTensorflowをビルドしようとして、エラーになってハマるみたいなこともなくなるので、一つ悩みがなくなった今日この頃。
gpg: keyserver receive failed: Cannot assign requested address
docker buildしたら、Dockerfile内でのgpgコマンドが以下のようなエラーになる場合がある。
+ gpg --batch --keyserver ha.pool.sks-keyservers.net --recv-keys E3FF2839C048B25C084DEBE9B26995E310250568 gpg: keybox '/tmp/tmp.SUXH22yiuV/pubring.kbx' created gpg: keyserver receive failed: Cannot assign requested address
どうやら、Docker内でha.pool.sks-keyservers.netにIPv6で接続しにいこうとして、失敗しているらしい。この場合は、Dockerfile内のha.pool.sks-keyservers.netをipv4.pool.sks-keyservers.netに置き換えて、IPv4で接続するようにしたら解決した。