bazeliskを使う

bazelでビルドしようとしたときに、ビルドしようとしているプロジェクトによってはbazelのバージョンに依存して、エラーになったりとかしてハマるケースが多い…。そうすると、bazelの複数のバージョンを自前で管理したりとかは面倒くさすぎる。そのようなときには、bazeliskを使えば良いっぽい。

bazeliskはGoで書かれたBazelのラッパーで、環境変数や設定ファイルで指定されたbazelを利用することができる。インストールはGoが利用できる環境で

$ go get github.com/bazelbuild/bazelisk

とすればよい。あとは、bazelとして、パスが通っているところにシンボリックリンクなどを貼っておけばよい。

$ ln -s which bazelisk ~/bin/bazel

利用する際は、ビルドしたいプロジェクトに.bazelversionとか置いてあれば、そのバージョンでビルドしてくれるようになるが、なければ、.bazelversionファイルにbazelのバージョンを書いて置いておけば、あとは普通にbazelコマンドでビルドできる。

という感じで、たまにTensorflowをビルドしようとして、エラーになってハマるみたいなこともなくなるので、一つ悩みがなくなった今日この頃。

gpg: keyserver receive failed: Cannot assign requested address

docker buildしたら、Dockerfile内でのgpgコマンドが以下のようなエラーになる場合がある。

+ gpg --batch --keyserver ha.pool.sks-keyservers.net --recv-keys E3FF2839C048B25C084DEBE9B26995E310250568
gpg: keybox '/tmp/tmp.SUXH22yiuV/pubring.kbx' created
gpg: keyserver receive failed: Cannot assign requested address

どうやら、Docker内でha.pool.sks-keyservers.netにIPv6で接続しにいこうとして、失敗しているらしい。この場合は、Dockerfile内のha.pool.sks-keyservers.netをipv4.pool.sks-keyservers.netに置き換えて、IPv4で接続するようにしたら解決した。

Fione 13.8.0のリリース

Fione 13.8.0をリリースしました。Fessが13.8系になったことと、H2Oが3.30.0.6になったことくらいが変更点です。Fioneとしては実装したいことがいろいろとあるものの、開発が停滞気味になってしまっているので、次のリリースは新しい機能を入れられるようにがんばりたいと思います!