FioneでClaudeを使うための接続設定と管理者同意

Fione v2の開発版では、アシスタントの接続先としてOllamaとClaudeを選べます。アシスタントを無効にする設定と、例示値の送信だけを切り替える設定は廃止されました。接続先に問題がある間はアシスタントの回答を利用できず、Fioneの他の機能は引き続き使えます。

Claudeに接続する

Composeで起動する場合は docker/.env に設定します。Fioneを直接起動する場合はプロセスの環境変数に同じ項目を設定します。

FIONE_LLM_PROVIDER=claude
FIONE_LLM_API_KEY=<AnthropicのAPIキー>

プロバイダーの初期値は ollama です。Ollamaの初期接続先は http://host.docker.internal:11434/v1、モデルは gemma4:12b-mlx です。Claudeを選ぶと、接続先は https://api.anthropic.com、モデルは claude-opus-5-5、文脈上限は200,000トークン、応答上限は16,000トークンになります。APIキーが空のままでは起動できません。以前の FIONE_LLM_PROVIDER=openai は設定エラーになります。切り替えるときは既存の接続先やモデルの上書き値を見直し、Ollama用の FIONE_LLM_EXTRA_BODY を外します。文脈上限と応答上限を変更する場合、両者の差は少なくとも4,306トークン必要です。

送信内容を確認して許可する

管理者が「ユーザー」「システム」またはプロジェクトのアシスタント画面を開くと、同意が必要な場合はセットアップ画面に移ります。画面に表示されたプロバイダー、ホスト、モデル、送信内容を確認し、許可します。Claudeはローカルのゲートウェイ経由でも同意が必要です。別のマシンのOllamaにも同意が必要で、ホストまたはプロバイダーが変わると再確認が求められます。

質問や会話に加えて、プロジェクト名、列名、統計、頻出値やクラス名などの例示値、評価結果、ジョブのメッセージが接続先に渡る場合があります。対象画面の初回表示で作られる自動コメントにも同じ条件が適用されます。データファイルそのものは送信対象外で、MCPクライアントには例示値を返しません。接続確認は同意前に行われる場合があり、そのときはプロジェクトデータを含めずに接続先へAPIキーを送ります。

接続できない場合に確認すること

Claudeの接続確認には GET /v1/models/{model} を使います。このAPIやプロンプトキャッシュ用のフィールドに対応していない互換ゲートウェイでは、接続確認や応答が失敗する場合があります。回答中の429はリクエスト制限、529はサービスの過負荷として表示されます。429が続く場合は、利用枠も確認します。ClaudeのキャッシュヒットはPRの試験項目では実APIで確認されていません。

Fione #51 / Fione #57 / Fione #58

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