GlassFishでCluster/Load Balancerの設定

そもそもPALポータルをクラスタのGlassFishで試したいというのが目的なのだけど、その前にそもそも普通にGlassFishでクラスタ設定ができることを確認する。とりあえず、手順は https://glassfish.dev.java.net/javaee5/build/GlassFish_LB_Cluster.html にあるから、そんな感じで設定する。今回は、CentOS5に入れてみた。

Sun Java System Webserver 6.1 をダウンロード

http://www.sun.com/download/products.xml?id=434aec1d

Sun Java System Webserver 6.1 をインストール

(CentOS5 だと compat-libstdc++-296 が必要)

$ mkdir sun-webserver61
$ cd sun-webserver61/
$ tar zxvf /tmp/sun-webserver61-rh72.tar.gz
$ su
# ./setup
# /opt/SUNWwbsvr/https-admserv/start
# exit
$ cd ..

GlassFish をダウンロード

https://glassfish.dev.java.net/downloads/v2ur1-b09d.html

GlassFish をインストール

$ java -Xmx256m -jar /tmp/glassfish-installer-v2ur1-b09d-linux.jar
$ cd glassfish/
$ ant -f setup-cluster.xml

Load Balancer plugin を GlassFish に入れる

http://download.java.net/javaee5/external/Linux/aslb/jars/aslb-9.1-MS4-b1.jar

$ mkdir lib/lbplugin
$ pushd lib/lbplugin
$ jar xvf /tmp/aslb-9.1-MS4-b1.jar
$ unzip SUNWaslb.zip
$ unzip SUNWaspx.zip
$ rm *.zip
$ chmod -R 755 lib
$ popd

GlassFish HTTP load balancing 用 SJSWS 6.1 のインストールと設定

$ vi ./samples/quickstart/clusterjsp/lbplugin.sh
asDir=<GlassFish のディレクトリ(つまり、現在のディレクトリ)>
wsInstanceDir=/opt/SUNWwbsvr/https-<admservではない方>/
os=linux
...
#echo "s/\//\\\\\\\\\//g" > aslb.tmp1.sed
echo "s/\//\\\\\//g" > aslb.tmp1.sed
...
#echo "s/\//\\\\\\\\\//g" > aslb1.tmp1.sed
echo "s/\//\\\\\//g" > aslb1.tmp1.sed
...
$ su
# sh ./samples/quickstart/clusterjsp/lbplugin.sh
# exit

GlassFish V2 domain の起動

$ ./bin/asadmin start-domain

クラスタの作成

$ pushd samples/quickstart/clusterjsp
$ ../../../bin/asant setup-one-machine-cluster

クラスタの起動

$ ../../../bin/asant start_cluster

(エラーが出たけど、再度やったら、警告が出つつ起動した。まぁ、起動しているからとりあえず進む。)

Load Balancer Plugin の設定

$ su
# vi /opt/SUNWwbsvr/https-<admservではない方>/config/loadbalancer.xml
# exit

ブラウザで Sun Java System Webserver 6.1 の Server Manager にアクセスして、Apply ボタンで変更を適用する。そんで、そのサーバーを起動する。

clusterjsp サンプルアプリを配備

$ ../../../bin/asant deploy
$ cd ../../../

clusterjsp サンプルアプリを表示

クッキーを共有していない 2 つのブラウザを使って、http://<サーバー名>/clusterjsp/ にアクセスする。すると、”Served From Server instance”に異なるインスタンス名を見ることができる。Sun Java System Webserver がラウンドロビンで切り替えてる。

In-memory Replication の確認

一応、clusterjsp で適当にセッションも追加しておく。そして、instance-ONE を使っているなら、instance-ONE を止める。

$ ./bin/asadmin stop-instance instance-ONE

止まったら、”RELOAD PAGE”ボタンをクリックする。すると、インスタンスが切り替わり、セッションも維持しているのが確認できる。

っという感じで、スクリプトをいじる必要があったり、クラスタ起動時に警告が出ていたけど、まぁ、一応できた。

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