今日のcodesearch

ソースコード検索のcodesearch.codelibs.orgですが、ちょっとずつ更新はしてきているけど、今日はファセット表示まわりを変更してみた。ファイルの種類のところがクエリーファセットだったので、数が多い順とかの表示ができなかったので、フィールドファセットに変更することで、多い順に表示されるようになった。

検索結果の方でも利用しているファセットが一通り表示されるようにしたり、細かいところだが、githubのorganizationのアイコンも表示されるようにしたりしてみた。

JSP上で、fess_label.propertiesに登録されていたら、そのメッセージを使ってなければデフォルト文字列を表示するというのをできるようにするため、Fess側にはfe:message(key, default)的なものを追加してみた。

課題にいろいろと対応してきているけど、大きめな課題としては、ファイルの種類の判定がおかしいものを調査していく感じだろうか。一度、再クロールすれば、そこそこ解決される可能性もあるが、Tikaの判定ロジックの怪しさが残る部分はある気もする…。

ファイルの種類判定問題は、地道にみていくとして、そろそろ本題の検索としての付加価値を付ける、というところに取り組んでいかねばならない。今考えている一つのネタとしては、意味での検索を実現する、というところかなと。

Fess 13.4.1

いつものメンテナンスリリースだと、特に機能追加とかしていないのだけど、今回はcodesearch.codelibs.orgを作っているというのもあり、いろいろと修正してしまった。主にファセットの表示まわりが今までだと、XMLファイルで指定しないと変えることができなかったのだけど、これだとDockerとかで起動している場合とかにはファセットの表示内容の調整とかが難しいので、fess_config.propertiesに移して、query.facet.*あたりの値で調整しやすくなったと思う。この辺の設定を変えておいた上で、JSP上で表示するように記述すればOK。

これのリリースに合わせて、docker-codesearchもタグを打った。まだまだ調整が必要なところもあるけど、ひとまず、開発現場とかでソースコードの検索とかに使えるように整理した。https-portalを使っているので、パブリックなサイトであれば、SSLも普通に使うことができるはず。イントラのドメインとかで使う場合はhttps-portalの情報を確認してもらえればよいかと。あとは、codesearch.codelibs.orgではAdWordsやTagManagerとかが入っているのだけど、これらはFessの環境変数機能を使っているので、管理画面の全般でfess.gtm_id=…みたいにシステムプロパティを設定しないと表示とかはされません(なので、広告とかは表示されなはず)。

という感じで、今回はいろいろと必要なものを追加した気がするけど、docker-codesearchはソースコード検索に特化した感じだけど、その他、何かのドメインに特化した検索を作りたい場合とかはこれを参考にして作れば、独自の特化型検索サーバとかが作れるのではないかと思います。

という感じのFess 13.4.1でした。