CodeLibs Sai

JDK 15になり、Nashornが削除されると、JVM上でのJavaScriptのランタイムが消えることになる。Fessではxmlの設定ファイルでJavaScriptを書いたりしていて、Nashornが必要になる状況なので、数年前にNashornをフォークしてSaiとして利用することにしました。JDK 15がリリースされたので、Fessの動作確認しても特に問題はなさそうなので、必要であれば、Saiを利用すれば移行とかがしやすいかと思います。ちなみに、Nashornが動物のサイだったので、単純にSaiにしました…。そんな感じのものですが、興味があれば使ってみてください。

ghcr.ioにDockerイメージをpushする

DockerHubが利用されていないイメージを破棄するということで、ghcr.ioに移行するケースもあると思うので、その時のメモ。

まず、dockerコマンドでpushできるようにするためにdocker loginする必要があるが、そのときにGitHubのトークンが必要になるので、ここの手順で生成する。write:packagesのスコープを付けておけば良い。ここで生成したトークンの文字列をtoken.txtとか、ファイルに保存しておく。

次にdocker loginコマンドで以下を実行する

$ cat token.txt | docker login ghcr.io -u [GitHubユーザー名] --password-stdin

実行して、Login Succeededと出れば成功。あとは、docker push ghcr.io/codelibs/fess:latestみたいな感じでpushすればよい。

Fess 13.9のリリース

Fess 13.9をリリースしました。特に新しい機能とかはありませんが、Windowsでサービスに登録できないバグなどを修正してあったりします。あとは、Luceneとかも最新を利用しているので、Kuromojiのパフォーマンス劣化問題等々が修正されたものを利用しています。何か問題などあれば、フォーラムに投げてください。