Fess 13.9.3のリリース

Fess 13.9.3をリリースしました。FESS_CONTEXT_PATHの設定ができなくなったいうのとか、細かいのを修正しました。あとは、今まで、組み込みelasticsearchで起動すると管理画面には、上部に黄色いアイコンで組み込みelasticsearchでは運用しないで、というお知らせをしていたのですが、それでも使う人たちはいるようなので、検索画面の方にも黄色いアイコンのお知らせが出るようにしました。組み込みelasticsearchでの起動は、お試しな感じで動作確認が簡単にできるようにするためだけのものなので、その環境で数日動かすような使い方は想定してないので…。きちんと使うためには、最近であれば、Dockerで動かしてもらうとかが楽かもしれませんね。という感じで、新規の機能とかがあるわけではないですが、elasticsearch 7.9.3に追随したリリースでした。

Fess 13.9.2のリリース

Fess 13.9.2をリリースしました。今回は、elasticsearchのバージョンは前回のリリースからは変わらず、商用利用で必要な細々とした修正になります。ウェブアプリ側へのプラグインの指定がしやすくなったり、データストアクロールでファイルリストのクロールでディレクトリの指定ができるようになったり、くらいかも。elasticsearchもそろそろリリースされそうな気もするので、リリースされたら、それに合わせてリリースすると思います。

Googleのautocompleteの話

How Google autocomplete predictions are generatedに概要的な話が書いてあったので、その概要をまとめると

  • 検索している言語や場所によって内容を変える
  • 文書になっているような長いクエリーは一部だけから生成する
  • 最近の話題などのフレッシュネスが考慮する
  • クエリーのトピックを考慮する(旅行といっても場所によって目的とか異なるとか)
  • 不適切なワードは自動でチェックする
  • 人名の誹謗中傷を防ぐ

という感じだろうか。

Fessでも対応できている部分もあれば、不適切ワードの自動除外とか、対応できていない部分もあるなと…。Fessだと、ワードを並べただけのような複数語のサジェストワード生成などの対応を考慮したりしているのだけど、その辺がどうしているのかとかは書いていなかったので、どうしているのかなと気になったままである…。