Fess 14.11.0をリリースしました。今回は特に大きな変更はないと思いますが、変更点を順に見ていくと、
#2769はサムネイル処理のプラグインを受け付けるようにしました。Fessは様々な機能を差し込んで利用できるようにしていますが、ウェブページのサムネイル生成方法にPlaywrightを利用して、ページのスクリーンショットをサムネイルにするプラグインをfess-thumbnail-playwrightとして、追加したので、独自のサムネイル生成処理などを追加するのがやりやすくなりました。
#2770はコマンド実行でサムネイル生成する処理で、コマンド実行のタイムアウト値をsystem.propertiesで設定できるようになりました。
#2771はサムネイル生成処理時に無駄なデバッグログが出力されないようにしました。
#2772もサムネイル処理が失敗したときに出力されるログメッセージの改善です。
#2774はパスマッピングで失敗したときに出力されるログメッセージがわかりにくいので、ログメッセージの改善です。
という感じです。あとは、内部で利用しているOpenSearchを2.11にしたので、それに合わせて変更しています。OpenSearch 2.10でパッケージ名変更などのリファクタリングが実施されているので。
何かあれば、フォーラムをご利用ください。