Fess 13.11.1のリリース

Fess 13.11.1をリリースしました。

特に大きな変更点はないのですが、変更点を順に見ていくと、

まず、-Dfess.config.* や -Dfess.system.* でJavaのシステムプロパティに渡してあげると、fess_config.propertiesとsystem.propertiesの設定を上書きできる機能があるのですが、クローラーなどのジョブまで渡せていなかったので、渡すようにしました。Dockerとかで実行するときに、fess_config.propertiesを用意してマウントして実行するのも面倒なので、環境変数FESS_JVM_OPTSで必要なものだけ渡してあげると便利に使える機能です。

次に、/etc/default/fessからFESS_CONTEXT_PATHを削除しました。ここで指定していると、Dockerの実行時にコンテキストパスを変更することができないようなので…。とはいえ、コンテキストパスを変更する機能は、現時点で積極的にサポートする機能ではないので、動くかどうかは怪しいところではあります。

そして、このリリースからElastic CloudとAWS Elasticsearch Serviceの対応をはじめました。辞書編集など一部の機能が利用できませんが、Fessを手軽に利用することができる手段が一つ追加された感じだと思います。

という感じではありますが、何かあれば、フォーラムなどをご利用ください。

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