ブログも書こうと思っていてもなかなか手が回っていない今日このごろ…。というのは置いておいて、Fess 9もリリースできる日が近づいてきてます。これまでのバージョンでもSolrの機能をベースにしたサジェスト機能はあったのだけど、これって、日本語環境のサジェストには向いていない。というか、その枠組みだと、スペーラーの域を超えることは難しくて、Fessの案件でも結構苦労して対応してきています。そいうのもあって、Fessとしては今までサジェスト機能は使えるには使えるけど、みたいな感じでアピールしてもきませんでした。
ということで、Fess 9では仕組みから見なおして、Solr上のインデックスでサジェストはするものの、独自の実装を採用しました(しかも、私が主導で設計も実装しないでも実装できたことが大きい)。Fessのサジェストとしてはこれで枠組みができた感じなので、将来のリリースではより洗練したサジェストへ進んでいくでしょう。そんなわけですので、これはこれでいろいろとフィードバックをいただけると嬉しいです。
ひとまず、サジェストについて書きましたが、Fess 9はSolrプラグインを強化することで、辞書の編集とか、docValue対応とか、Solr自体の機能向上したり、Fess自体ではジョブ管理機能を持つことでFess上でいろいろなこと(とりあえず、groovyで記述すれば何でも実行できる)を実行できます。そんな感じで、かなり機能を追加したのでリリースが遅れてます…。現時点ではSolr 4.6.1がリリースされたら、リリースしようかと考えています。