つづき・・・
PLT.7.1.1.1 URL Properties
URLにベンダ固有の情報を設定するために、ポートレットで利用可能なプロパティがある。BaseURLのsetPropertyとaddPropertyでそれが可能で、setProperty で名前と値を渡して設定して、再度、setPropertyをすれば、上書きされる。addPropertyはあたえられた名前に値を追加する。
PLT.8.4 Custom Portlet Modes
ちょっとここは変更が入っている。ポートレットがポータルが管理していないモードを追加してよいとある。ポータルによって管理されないモードは、portal-maangedタグをfalseとして宣言するそうな。
ポートレットは、カスタムポートレットモードを利用するポートレット配備記述子にcustom-portlet-mode要素で定義する。配備時に、ポータルで管理されているモードは、ポータルに実装されるモードにマップされる。一方、ポータルに管理されないモードを藻津ポートレットは、カスタムポートレットモードセクションのdecoration-name要素のテキストとして提供される。このテキストは、リソースバンドルで翻訳可で、リソースバンドルがなければ、decoration-nameタグで提供された名前をそのままモード名として利用することになる。まぁ、別にそこまでしなくてもサポートしないモードとして、放置でもいいみたい。
以下が例。
<portlet-app> ... <custom-portlet-mode> <description>Creates content for Cut and Paste</description> <portlet-mode>clipboard</portlet-mode> <portal-managed>false</portal-managed> <decoration-idname>ClipboardMode</decorationidname> </custom-portlet-mode> <custom-portlet-mode> <description>Provides administration functions</description> <portlet-mode>configadmin</portlet-mode> <portal-managed>true</portal-managed> </custom-portlet-mode> ... </portlet-app>
というわけで、decoration-nameとportal-managedが新登場。
PLT.8.5 GenericPortlet Render Handling
renderメソッドもアノテーションがサポートされている。@RenderMode(name=<portlet mode name>)という感じ。メソッドは、
void <methodname> (RenderRequest, RenderResponse) throws PortletException, java.io.IOException;
という感じ。GenericPortletで特にマッチするのがなければ、doView, doEdit, doHelpが呼ばれる。
PLT.8.7 Setting next possible Portlet Modes
どうやら、表示する際に、その表示したときの状態に対して、選択できるポートレットモードを指定できるらしい。指定しなければ、従来通り、ポートレット配備記述子に書いたものが全部表示される。javax.portlet.renderHeaders(これはいまいち謎?)を指定できるか、GenericPortletのgetNextPossiblePortletModesを上書きしても良いし、setNextPossiblePortletModesでRENDER_HEADERS内にセットも可能らしい(PLT.11.1.1.3.3を見るべし)
とりあえず、ここまで・・・。