Fessに同梱されているSolrを更新する都合上、schema.xmlとsolrconfig.xmlの差分はバージョンアップする際にいつも比較しなければならない。なので、メジャーアップデートのときとかは結構辛いのだけど、今回はマイナーアップデートだったので差分はあんまり大したことなかった。solrconfig.xmlについていうと、
<codecFactory class="solr.SchemaCodecFactory"/>
が加わっていたことかな。schema.xmlについては、docValues要素が入っていることかな。docValues=”true”にできるのは、StrField、UUIDField、Tri*Fieldでマルチフィールドでなくて、必須かデフォルト値を持つ必要があるって書いてあった。うーん、Fessだと必須なフィールドは少ないのだよね。というわけで、変更点的にはそんな感じだった。
GWofficeをUbuntu 12.04に入れる
gwoffice をインストールしようとすると
以下のパッケージには満たせない依存関係があります:
gwoffice : 依存: libgranite1 しかし、インストールすることができません
E: 問題を解決することができません。壊れた変更禁止パッケージがあります。
と怒られる。ここに書いてあるけど、以下の対応が必要。まず、/etc/apt/sources.listに以下を追加。
deb http://ppa.launchpad.net/elementary-os/daily/ubuntu precise main
deb-src http://ppa.launchpad.net/elementary-os/daily/ubuntu precise main
そんで、
$ sudo gpg --keyserver pgpkeys.mit.edu --recv-key BF36996C4E1F8A59
$ sudo gpg -a --export BF36996C4E1F8A59 | sudo apt-key add -
$ sudo apt-get update
とやってから、gwofficeを入れると良い。
sudo add-apt-repository ppa:tombeckmann/ppa
sudo apt-get update && sudo apt-get install gwoffice
Fessのサイトを移行
今まで、http://fess.sourceforge.jp/にありましたが、http://fess.codelibs.org/にサイトを移行しました。SVN、チケット管理、リリース物管理とかは現時点では移行する予定はありません。これに合わせて、今までMavenリポジトリも移行しました。そもそも fess.sourceforge.jp に jar とか置いておいて良いのかがちょっと怪しかったというのもあったのですが、それが解消されることになったかと。Fessの共通的な機能を結構、CodeLibsに切り出したというのもありますが、Fess自体もCodeLibsの一環で良いかなという感じもしているのと、ドメインを新たに取るもの面倒というのもあったりで、fess.codelibs.orgにしてみました。それに合わせて、CodeLibsのサイトも用意したものの、地道に手直しをしていく感じかと思います。そんな感じでFess自体は特に何も変わることはありませんが、従来よりは開発の縛りがなくなるのでやりやすくなるかな、とか考えています。というわけで、引き続きよろしくおねがいします。