投稿記事作成の効率化

最近は、Claude Codeを使うことで、今まで対応できなかったこともできるようになったりと、生産性の高まりを感じに今日この頃です。この前のClaude Code on Webも$990くらい使い、Fess周辺の開発がいろいろと前進したと思うのですが、いろいろとあって、その情報発信が追いついていない…。

そんな感じで、どうするかを考え始めて、開発関連の情報発信も効率化すれば良いと思い始める。たとえば、PRの情報とかを渡したら、まとめ記事のドラフトができる、くらいまでやってくれれば、コピペと簡単なチェックで公開できるのかなと。

そんなわけで、その仕組み自体もClaude Codeで作ったので、今後は効率が良い情報発信ができるようになるかもしれない。

FessでS3/GCSの対応

次にリリースされるFess 15.4で、Amazon S3とGoogle Cloud Storage(GCS)のファイルクロールに対応する予定です。

これまでFessでは、file、smb、ftp、storageなどのプロトコルでファイルをクロールできましたが、クラウドストレージに対応してほしいという要望があったので、S3とGCSのサポートを追加しました。

設定としては、crawler.file.protocolss3gcsが追加されるので、ファイルシステムクロールの設定でs3://bucket/pathgcs://bucket/pathといったURLを指定することで、クラウドストレージ上のファイルをクロールできるようになります。

クロール処理の内部では、これらのURLをファイルパスとして認識して、適切に処理するようにProtocolHelperに対応を追加しています。詳細はPR #2982を参照してください。

Fess 15.4がリリースされたら、ぜひ試してみてください。

Gemini APIのファイル検索を試す

File Search Tool in Gemini APIというので、新たなものかと思ったけど、これは、Gemini APIでファイル検索をツールで使いますよ、という話っぽい。なので、RAGを簡単にできるのでよろしく的な感じだと思われる。

とはいえ、使ってみないとよくわからないので、gemini-file-search-exampleを作って試してみた。ファイルをアップロードして、ファイル検索ストアを作るコマンドを用意して、あとはファイル検索ストアをGemini APIのコンテンツ生成する際に渡すだけでRAGの応答ができるという感じである。

RAGをサクッと作りたい場合の選択肢としては、良さそうな感じではあるけど、ファイル検索ストアでインデックス作るのに加えて、Gemini APIの使用料はそれはそれでかかりそうな気がする。flashとかのモデルであれば、たいした金額にはならないかもしれないけど。