OSCの準備一段落

やっとこ、準備作業が一段楽した(と思う)。デモの内容としては、

  1. iGoogle みたいなポータルを作る
  2. PALポータルとSSO Proxyでシングルサインオン環境
  3. SAStrutsなポートレットをHOTdeployでさくさく開発(Flashでの再生)

っていうのを予定してましたが、予定通りにやりたいと思います。1 は、Googleガジェットポートレットと Netvibesウィジェットポートレットで、iGoogle みたいじゃないですか? 的な感じ(まぁ、ページにそれらを置いただけの感じだけど)。2はPALポータルとSSO Proxyをセットアップした状態で、WordPress に対して、シングルサインオンします(WordPressを選んだのは、認証があるシステムを新たに作るのが面倒なので、手元にあった環境を利用しただけ)。3 は昨日、作った Flash を再生予定。1 と 2 はネットワークに接続する必要があるので、現地のネットワーク環境がどうなっているのかとかも、ちょっと気になってます(無線LANがあったみたいだけど)。という感じで、今回も時間内(45分)に収まるようにがんばろっと。

テスト環境

現在、SSO Proxy のテストにサイボウズ Office7 を利用している(インストールも楽だったし)。認証とか特に問題ない感じで普通に利用できている(と思う)。まぁ、Shift_JIS なんで、nekohtml が   を \u00a0 に変換して文字化けしてしまって、nekohtml のオプションで何とかなる話ではないことがわかり、nekohtml のプロパティを上書きしたりと、変な問題があったりしたけど・・・。まだ、SSO Proxy がマルチパートのフォーム送信をサポートしてないから、それをやれば、動作のベースになる部分は一段落だろう。サイボウズもくせがあるので、普通の J2EE アプリで確認するより、テスト環境に利用する分にはちょうど良い気がしている。SSO Proxy をリリースするにあたって、日本向けにはそれの設定方法で紹介すればいいと思うのだけど、海外向けにはどうしよう・・・。Hudson あたりに SSO するのが説明するのにわかりやすいかな。グループウェアっぽいので、インストールが簡単で、認知度が高いものがあると良いのだけど。

HttpMethodParams.SINGLE_COOKIE_HEADER

Redmine デモサイトをテストに使いつづけるのもなんなので、自前で用意したものに変更しようと思い、簡単にインストールできそうだったのでWindowsにサイボウズを入れて試してみる。そしたら、ログインはできるものの、セッションが維持されない・・・。なんじゃこりゃと思い、調べてみると、普通にアクセスした場合と、リクエストヘッダーでクッキーが1行になるか2行になるかの違いみたい。どうすりゃいんだと思い、httpclientのソースを見てみると、

httpclient.getParams().setBooleanParameter(HttpMethodParams.SINGLE_COOKIE_HEADER, true);

としてあげればいいことが判明。なるほど、システムによって、クッキーを一行返しじゃないと受付ないものもあるのか・・・。いろいろと試すと、HTTP自体のお勉強になるな。